【Vol.10】読売巨人軍 長野久義が「野球の神様」に出会った夜
13連敗した後だからだろうか、、、
巨人が1勝するとお祭り騒ぎ
何とここ2カードは勝ち越しが続いており、気分はもはや優勝ムード
負け癖っておそろしや
ある日の場末の赤ちょうちんの居酒屋で阪神ファンのお父さんの言葉がフッと頭をよぎる
「読売?? はぁ??ご愁傷様です、やで!
いや、しかし、
5-6月はほんま最悪やったけど、7月は分からへんで、それが野球や~~~!!!」
そう、私は「野球の神様」に出会ったんだ、、、
歯がなくて、酒臭くて、お住いのない「野球の神様」
「神様」では食べていけないので、空き缶回収で生計を立てている「野球の神様」
「野球の神様」曰く、
読売の復活の鍵は長野久義や!、そろそろあいつくるでー!
という根拠なき自信
ん?根拠はあるのか、、、
長野久義はどちらかというと夏場に調子を合わせてくる選手
過去のデータを見てみても7月、8月が好調であった
私が研究熱心ですねと褒めると、
「ちゃうで、感じんねん、わし」
やはり「野球の神様」はちがうな
だって、神様にあったのは2週間前の絶賛13連敗中ですもの、
うふふ、おほほ
4月 打率.172だったのが、6月は.347とニョキニョキ復調してきた長野久義
ファンは知っている、信じている
復調のきっかけが
この場末の「野球の神様」に予言されたからではないということを
ここ1カ月出番もなく、
じっくりじくじくとベンチを温める日々
日ハムから移籍したダイナマイト慎吾、陽岱鋼の活躍
結果を出すために己を見つめなおし
センスと才能で何となくやっていた野球に、本気で取り組んだ
もともと繊細な性格でプライドが高い男である
朝まで飲み歩いていた生活も見直し、
カスみたいなプライドもかなぐり捨てた、
「もう年だ」「終わった選手」という言うファンもいるが、
敢えて言おう「カスである」と、
だって、やっぱバッティングセンスが半端ないから
長野久義 32歳
これからが勝負である
お酒はほどほどに、、、
巨人:長野久義 選手
バッティングはセンスのかたまり